デイケア いろり

デイケアいろりとは

緊張が強く会話が苦手でコミュニケーションがとりにくい人達の集まりです。最近では良く喋り、まとまりが出てきました。しかし、下界に対しては、まだ緊張感も残っていますが、就労や一人暮らしをする文化も出来てきました。年齢層は、20代~60代とかなり幅広く、一日の参加人数は、30前後~40人近く、大家族化しており多様性も増しています。この様に、対人関係において強い不安や恐怖を抱いている方達が多い為、固定化した小集団のグループ活動を多く実施しています。


活動内容

常に話し合いの場を持ち自己主張を促し、小さなトラブルも含め、様々な経験を積み重ねた仲間作りができるように心がけています。又、親亡き後を見据えて、生きる力を高めていけるように福祉施設と連携を取りながら、地域でその人らしく生活できるように支援をしています。


対象

  • ゆったりとした人間関係を築きたい人
  • 就労を念頭においた社会復帰を目指す人

目標

  • 形に捕らわれない自立を目指す。自分、社会、現実を知り、折り合いの付け方を学ぶ。
  • 人に頼る事、人を信じる気持ちを育む。
  • お互いに自分の特徴をオープンにする。
  • 居場所づくりと社会参加。

活動内容

喋り場:もっぱら病気の話と友達作りに集中します。虐め、幻聴、妄想、拘りの話で盛り上がり、我も我もとリアルに話します。

演劇:演劇とは名ばかりでショートコントのようなものです。真面目すぎて遊びが苦手な集団の為、個性の発揮を目指します。昼休みはメニューの延長で勝手にふざけ合っていることもあります。

作業(野菜の苗作りと野菜の販売):白菜、キャベツ、ブロッコリー、トウモロコシ、カリフラワー、トマト、キュウリなど、シイタケ栽培、干し芋や干し柿作り。

ワーク実習:他施設に行き一緒に作業をします。何か月も通っている間に慣れ、就労支援に通所できるようになります。何よりも、デイケアスタッフが同行することで、頑張らなくても良いその人らしい就労支援に繋がります。

卓球:スポーツは勿論、不得意なことばかりで居場所がない人達が集まって始めました。卓球はやらず、お喋りをしたりクイズを出したり内容はまちまちです。しかし、この集団で仲間ができ卓球にはまり、教え合い、ついには日曜日に「いろり卓球サークル」まで作ってしまいました。今年は、地域の卓球大会で優勝しました。

お宅訪問:10年くらい前に「友達が欲しい」の声で不定期に訪問を始めました。友達になりたい人を選び、了解を得たら一緒に同行します。部屋に案内してもらい、お喋りをしてその人の宝物と一緒に写真を撮り、デイケアに貼りだします。現在は一人暮らしの方も多く、その写真を見た人達が、次は自分の番と言って一人暮らしのイメージも出来てきました。いろりとひまわりの交流も多く、ひまわりのメンバーも選ばれています。最近はお互いの家を行き来する文化も生まれました。

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