集団療法

集団療法

同じような年齢や特徴をもった子どもが数人集まって、心理士や保育士、精神保健福祉士らで構成されたスタッフと一緒に、いろいろな遊びをしたり、語り合ったりしています。


どんなグループがあるの?

子どもの年齢や特徴によっていろいろなグループがあります。主治医と相談したうえで、お子さんの状態に合ったグループをご案内します。

親子療育グループ(2歳前後~就学前のお子さん)

「落ち着きがない」「やりとりをすることが苦手」など、発達に気になるところがあるお子さんが対象です。リトミックや親子遊びを中心に、安心できる環境の中で、親子で楽しめるようなプログラムを実施しています。また、お絵かきや運動遊び、感覚遊びなどお子さんの状態に合った遊びを通して、言葉や運動、社会性などを伸ばしていけるような工夫をしています。始まりの会でお返事をしたり、皆でトイレに行くなど、生活習慣や集団活動に関することも取り入れています。

幼児グループ(就園後~就学前のお子さん)

「お友だちと喧嘩になってしまう」「自分からどんどん話しすぎてしまう」「自分からお友だちになかなか近づけない・話しかけられない」「慣れない場所や新しく出会う人とは緊張してしまう」「自分の考えや気持ちをうまく伝えられない」などの心配があり、小学校入学に向けて、友だちと楽しく遊べるようになりたいお子さんが対象です。集団遊び、物づくり、感覚遊びなど、皆が楽しめる遊びを通して、お友だちとのかかわりや集団活動に参加していく力を伸ばしていけるような工夫をしています。

小学生グループ

「自分を表現するのが苦手」「友だちの考えていることや感じていることを想像しにくい」「相手の話を聞くことが苦手」など、お友だちと仲良くなりたいけれど、仲間づくりやお友だちとのやりとりが苦手なお子さんが対象です。集団遊び、物づくり、レクリエーション、感覚遊びなど、皆が楽しめる遊びを通して自分を表現したり、お友だちとのかかわり方を体験できるように工夫をしています。

中学生、高校生、その他のグループ

コミュニケーションを上手くとることが苦手だけれど、お友だちや仲間がほしいお子さんが対象です。共通の趣味の話をしたり、一緒に物づくりをしたり、勉強や料理をして、人とのかかわりを楽しいと感じられるように工夫をしています。

子どもの年齢や特徴によっていろいろなグループがあります

(必要に応じてグループが変わっています。グループへの参加または情報をご希望の方は、担当医または心理士にご相談下さい。)


どうしてグループ療法をするの?

似たような特徴を持つ子ども同士が集まると、同じペースで遊べたり、共感したり出来ることが多いためです。

同じようなタイプの子同士だと、安心して自分が出せたり、同じような問題を抱えていたりするので、お互いに解決の練習の場になったりします。

時には喧嘩をしたりすることもありますが、お互いの感情を交えることで、子どもたちは弱音を吐いたり、誰かに頼ったり、守られるなどを経験し、ストレスへの対応の仕方や、自分の感情への対処、人への頼り方を学んでいきます。

このような経験を通して仲間を作り、グループを居場所として成長していく子ども達も多くいます。

仲間ができ、居場所を持てると、子どもの中に所属感が生まれ、「自分は、存在していいんだ」という安心感につながっていきます。こうしたグループでの経験は社会生活へと繋がっていきます。


通常のグループよりも少人数で、安心できる環境を作り、お友だちとの関わりを支援しています。

合同個別

心理士1~2名と子ども2~3人(もしくは、親子2~3組)で行うプレイセラピーです。1対1の個別のプレイセラピーを合同で行うイメージで行っています。4名以上の子達の中では、安心して過ごせなかったり、子ども同士で関わることが難しい子が対象です。

子どもたちが安心して相手の子どもと関われるように、ごく少人数(2~3人)で、同じ場所・同じおもちゃがある時間を大切にしています。子どもたちの関わりを見守ってくれる大人がいる、困った時に助けてくれたりする大人が側にいることを感じ、安心して過ごすことができるようにしています。


いつやっているの?

グループによって異なりますが、週に1回か、月に2回程度行っています。

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