春先から初夏にかけての浜松の味覚といえば、もうこれしかありません。「もちかつお」です。
以前のブログにもエントリーを書いたことがありますが、至空会の一部にはもちかつおがたまらなく好きな人々がいます。最近では、スタッフだけでなく、メンバーさんの中にも、もちかつお好きな人々がいたりして、送迎の車中で、「昨日は舞阪に何本揚がった」「近くの居酒屋に今夜ものぼり旗が出ている」などと盛り上がることもしばしです。
先日、第2デイケアの「ミドルグループ」という小グループ(年齢別で人生のベテランのメンバーが多い)で、食事会に行きました。その後、浜名湖方面にドライブに行き、雄踏の「おかだや」という、もちがつおならここでしょ!というお魚屋さんに寄りました。もちろん、もちがつお狙いです。
しかし、その日は水揚げが少なく、浜値で1匹8,000円近いこともあり、ちょっと高いなあと諦めました。目で楽しんできました。
もちがつおは、毎日コンスタントに捕れるわけでもなく、さらには水揚げして数時間で食べる必要があるので、冷凍保存というわけにもいきません。なので、昨日は激安、今日は激高値ということもよくあるのです。なお、その一週間後は、舞阪に700本くらい揚がったということで、1匹3,000円台だったようです。
そんなこんなで、6月に入ると舞阪のカツオ漁が終わる(甘鯛漁になるそうです)こともあり、先日いちかばちか、「おかだや」に向かいました。ラッキーなことに、値段も激安というほどではありませんが、安い相場だったので、やっと今シーズン2回目のもちがつおにありつけました。せっかくですので、数年前より「もちがつおが食べたい」と言っていたスタッフにもおすそ分けしました。いやあ、美味しかったなあ。