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放送開始から半世紀になる子ども向けテレビ番組『セサミストリート』に、新たに自閉症のキャラクターが登場した。新しいマペット(人形)は4歳のジュリアという女の子。米国で4月10日、彼女がデビューする特別エピソード「Meet Julia」が放映された。
同番組を製作する「セサミ・ワークショップ」のJeanette Betancourt氏は、「このキャラクターの導入により、子どもたちのもつ差異も知ってほしいが、それ以上に共通点に目を向けていきたい」と述べている。就学前の子どもたちに自閉症児の抱える困難に気づいてもらうことも狙いだという。
ジュリアは絵筆を使いこなし、みんなと一緒に歌を歌うこともできるが、言葉には遅れがあり、手をひらひらさせるなど自閉症に特有の行動もみられる。しかし、『セサミストリート』ではこの鮮やかなオレンジ色の髪をもつ少女を、単に優しく、好奇心が強く、エルモたちに歓迎される陽気な仲間として描くよう努めている。
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関連団体が協力してキャラクター設定を行ったそうです。また、「この番組の主な視聴者である2~5歳児の『なぜ?』に率直に答えるとともに、自閉症の子どもたちには『あなたは一人ではない』と伝えたい」とのことでした。いろいろな取り組みがありますね。